目の前に姐さんが倒れている

蚊の爺も

よく見れば周りはアラクノフォビアの連中ばかりだ

そして、その奥に


ジャスティンが倒れていた


死んでいるのか? 


「おい」

「起きろ」

動かない体

狂気が見せている幻か?


「いつまでねてんだ」

「おい」




「いなくなったんだよ。ばぁか」


ジャスティンの体が操り人形のように動く。
ふらふらと、オレに近づいてきて耳元で言った


声はオナジだった。


「ヒヒヒヒ。なぁぁ、あんたぁ、キョウキに逝ってみるかィィ?」

「ちっ。んなもん知るか」

「ヒッヒッ。まぁいいやぁ。また来るよ。このカッコウで」


なんてユメだ。

オレは騙されたりはしねぇ。



ましてや、ジャスティンの幻になど



end.....?